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2005年12月31日
apmdでサスペンドOK
acpi関係のパッケージを削除してapm関係のパッケージを入れたが、なぜかうまくapmdが動かなかった。
しかし、分かってしまえば簡単なことで、下記の変更をするだけでOKだった。
/boot/grub/menu.lst
の中の
kernel /boot/vmlinuz-2.6.12-10-386 root=/dev/hda1 ro quiet splash
の後ろに
apm=on acpi=off
を追加して、再起動。
これでカバークローズでサスペンドするようになった。
投稿者 masatsu : 19:30 | コメント (2)
Ubuntuの設定
以前、インストールしたときも思ったが、何で日本語入力環境をデフォルトで入れないのか。
まずは、SynapticのリポジトリにUniverseとMultiuniverseを追加。
で、Cannaとuim関係のパッケージを入れて、日本語入力が可能になった。
次に、acpi関係を完全削除(電源管理は、apmdがインストールされているのでacpiはいらん)。
あと、longrunをインストール(longrunがパッケージ化されているのは、素晴らしい)。
ここで(念のため)いったん再起動。
ところがapmdを起動できない(No APM support in kernel)。longrunも[/dev/cpu/0/cpuid]が無いということで動かない。
apmdは一度完全削除した後、再度インストールしてみるが、やはりダメ。
longrunのほうはソースを入手し、その中のMAKEDEV-cpuid-msrを実行することで動くようになった(多分、動いていると思うが、いまいちよー分からん)。
しかし、再起動するとcpuidが消えるので、このファイルを/etc/init.dにコピーして、
# cd /etc/init.d
# update-rc.d MAKEDEV-cpuid-msr defaults 99
とすることで、毎回起動時に実行するようにした。
apmdはDebianならば問題なく動くのに、Ubuntuは(Debianベースなのに)ダメなのか。
acpiでも良いんだが、サスペンドがうまく動かないんだよな(単に設定の問題かもしれんが)。
投稿者 masatsu : 00:27 | コメント (0)
2005年12月30日
LOOXにUbuntuを
LOOX S5/53へのLinuxインストールだが、今度はUbuntu5.1を試してみた。
別マシンでインストール後、LOOXにハードディスクを移植し起動してみるが、CUIのログイン画面は出るが、Xをスタートできない。
色々苦労したので、手順を記す。
まずは、rootパスワードを設定する。
$ sudo su
(ここでパスワードはユーザパスワード)
# passwd
(ここでrootパスワードを設定)
次にXをコンフィグする。
# dpkg-reconfigure xserver-xorg
(ここで出てくるメッセージは日本語が文字化けしている。何となく推測しながら、基本的にはそのままEnterキーを押していく・・・但し、VRAM容量は4096を入力)
/etc/X11/xorg.conf
が新たに作成されるはずなので、その中の[Monitor]セクションに
ModeLine "1024x512" 69.65 1024 1056 1216 1408 512 520 526 562
を追加。
HorizSyncの値を30-64、VertRefreshの値を50-100に変更。
さらに、[Screen]セクションのサブセクション[Display]のModesの値を全て[1024x512]に変更する。
上書き保存したら、
# xinit
で確認してみる(ダメなら[Ctrl+Alt+BackSpace]でCUIに戻る)。
# startx
でGNOMEが起動すれば成功!
投稿者 masatsu : 15:13 | コメント (0)
2005年12月29日
LOOXにFedoraは・・・
LOOXのVineにいらんことしてしまったので起動しなくなったわけだが、復旧するのも面倒なので今度はFedora Core 4を入れてみた。
無線LANのESSIDや暗号化キーの設定がX上で行なえるのは良い(VineはGUI設定できない)のだが、そもそもそのX Window(GNOME)が問題あり。
画面が変則的な解像度(1024×512)なので、なんかひしゃげている(横に太っている)。
Vineでは何もしなくてもOKだったのに、同じGNOMEでなぜ?
まぁ、これは許せる範囲(本当にそうか?(^^;))なのだが、許せないのはスラッシングまたはスワッピングが発生して非常に遅いってこと。重過ぎる!
freeで確認すると、物理メモリに加えて、スワップ領域を100MBくらい使用している。
インターネットサーバデーモンを何一つ起動していないにもかかわらずだ。
物理メモリが128MBしか無いので、Vineでもスワップは使ってたが、これほど遅くはなかったぞ。
やっぱFedoraだと、物理メモリ256MBくらいは必要だな(もちろん、CUIなら128MBでも、いや64MBでも問題ないわけだが・・・)。
つーわけで、Fedoraは消してしまおう。
さて、次は何のOS(ディストリ)を入れようか・・・。Ubuntuかなー。
投稿者 masatsu : 00:52 | コメント (0)
2005年12月24日
LOOX起動せず
プロセスとしてcpufreqdが動いているのだが、/proc/cpufreqでクロック周波数が出ない。
なんか、うまく働いていないようだ。
別マシン(CPUは、K6-2)でインストールしているので、Crusoe向けに最適化されていないのか・・・。
やはりカーネルのコンパイルをLOOX上で行なったほうが良いのかと思い、カーネルのソースパッケージを入手し、「rpm --rebuild」でリビルドした後、「--force」オプションで強制的にインストールした。
再起動してみると、LILOで止まる。なんか、カーネルが大き過ぎるというエラーのようだ。
つーか、liloコマンドを実行するのを忘れた。lilo.confも書き換えていないし、initrdも作っていない。
rpmパッケージなので、このへん不要だろうと思っていたが、どうなんだろう?いるのかな?
とにかく、にっちもさっちもいかない。
また、筐体を開けて、ハードディスクを取り出さなけりゃならんのか・・・、面倒くさいなー。
投稿者 masatsu : 12:20 | コメント (0)
2005年12月16日
LOOXでRails
前回Vine3.2にgemsが入れられないと書いたが、なんとかインストールしてRoRも導入できた。
Railsはrdocを使うので、
# apt-get install rdoc
とすれば、ruby自体も依存の関係で入る。
問題は、Vine3.2に提供されているRubyのバージョンが古いので、バージョンアップが必要だってこと。
以前、1.8.3をソースからビルドしてインストールしたが、gemsのインストールに失敗した。
今度は
http://www.wildtree.jp/~araki/modules/bwiki/index.php?rails%A4%F2%BB%C8%A4%A4%A4%BF%A4%A4#content_1_2
のページの手順通りにRPMソースをダウンロードし、Rubyの入れ替えを行なった。
リビルド時にもパッケージが無いと怒られ、アップグレード時にも依存で怒られたが、その都度必要なパッケージをapt-getで入れながら、なんとか完了した。
あとは、普通にgemsとRailsのインストールをするだけ。
Rubyのバージョンさえ満たせば、あとは簡単な話しだ。
投稿者 masatsu : 15:52 | コメント (0)
2005年12月15日
PlamoにRoRを導入
Plamoサーバに今流行の「Ruby on Rails(RoR)」を入れてみた。
RailsはRubyの1.8.2以降を要求するが、現在Plamoに入れているバージョンは1.8.1なので、まずはRubyのバージョンアップからだ。
wgetでRuby1.8.3のソースを入手し、ビルドしてインストール。
次に、Rubygemsの0.8.11を入手しインストールする。
この時、コマンドは
# ruby setup.rb
でOK。ちなみに、Vine3.2で試したときはここでエラーになって、どうしてもgemsが入れられなかった。
gemsさえインストールできれば、後は
# gem install rails
とするだけ。
aptやyumのような感覚だな。簡単だ。
投稿者 masatsu : 14:25 | コメント (0)
2005年12月12日
LOOXでLongRun
LOOX S5/53は、Vine3.2で元気に動いている。
バッテリーの新品を通販で買ったので、モバイルもばっちりだ(バッテリーは大容量タイプのFMVLBP102)。
もともとバッテリー稼働時間の長いCrusoeマシンだが、せっかくなのでLongRun機能を有効にして、更に稼働時間を延ばすべく挑戦してみた。
まずlongrunのソースを
http://www.kernel.org/pub/linux/utils/cpu/crusoe/
から入手。
# tar xvzf longrun-0.9.tar.gz
# cd longrun
# make
で、バイナリーのlongrunがビルドされるので、
# cp longrun /usr/bin/
# ./MAKEDEV-cpuid-msr
で完了。
カーネルにcpuidとmsrをモジュールとして組み込むために
/etc/modules.conf
に次の2行を追加。
-------------------------------------
alias char-major-202 msr
alias char-major-203 cpuid
-------------------------------------
Linux起動時にlongrunを実行するために
/etc/rc.local
に次のスクリプトを追加。
-------------------------------------
if [ -f /usr/bin/longrun ]; then
longrun -s 0 100
fi
-------------------------------------
これでOKかと思ったら、
# longrun -p
で状態を見ようとするとエラーになる。つーか、直接コマンドから起動しようとしてもエラーだ。
で、色々調べてみるとパッチが有るらしい。
http://nemaru.at.infoseek.co.jp/file/longrun.patch.gz
をダウンロードし、longrun.cと同じディレクトリに保存。
# gunzip longrun.patch.gz
# patch longrun.c longrun.patch
# make
# cp longrun /usr/bin/
これで
# longrun -p
で、enableになっていることが確認できたが、本当にきちんと動作しているのかは、今一つ良く分からない。
投稿者 masatsu : 12:55 | コメント (0)
2005年12月08日
LOOX S5/53にVine3.2
バッテリーとハードディスク無しの「FMV LOOX S5/53」を安く手に入れたので、手持ちの10GBハードディスクにVine3.2を(別のPCで)インストールして、LOOXに組み込んだ。
筐体は、裏面のネジを全部はずせば簡単に開けることができるので、ハードディスクの組み込みは難しくない。
HDD組み込み後、最初の起動時に(Kudzuが)必要なドライバを組み込んでくれるので、何の苦労もない。
Xの設定についても、変則的な解像度(1024×512ドット)なので自動設定は無理だろうと思っていたら、何のこたぁない・・・勝手にうまいこと設定してくれた。
サスペンド状態への移行と、そこからの復帰も問題なく行なえた。
無線LANも使えるし、これでバッテリーさえ有れば最強のモバイルPCだ。
まぁ、バッテリーが1万円くらいするわけだが・・・。