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2005年09月30日
PlamoサーバにTomcat
Debianで成功したので、PlamoのほうにもTomcat5.0.28を入れて、Apache2と連携させてみた。
但し、コネクタはJK2ではなくJK1.2だ(なぜか、1.2のほうが最新らしい)。
Jakartaサイトからバイナリファイルの「jakarta-tomcat-connectors-jk-1.2.6-linux-suse91-i386.apache-2.0.49.so」をダウンロードし、mod_jk.soにリネームしてから/opt/httpd/modulesにコピー。で、パーミッションを755に(644でも動いたけど)。
workers.propertiesファイルを作成。
[/opt/httpd/conf/workers.properties]
-----------------------
worker.list=ajp13
worker.ajp13.type=ajp13
-----------------------
httpd.confに以下の記述を追加。
-------------------------------------------
LoadModule jk_module modules/mod_jk.so
JkWorkersFile "/opt/httpd/conf/workers.properties"
JkMount /*.jsp ajp13
JkMount /servlets-examples/* ajp13
JkMount /jsp-examples/* ajp13
-------------------------------------------
あと、起動スクリプトを書いたり、再起動時に自動起動するように/etc/rc.d/rc.Mファイルを変更したり・・・(Apacheの前にTomcatを起動するように)。
なんか、あっけなく成功した。以前は、えらい苦労したのに・・・。
投稿者 masatsu : 02:57 | コメント (1)
2005年09月27日
Apache2とTomcat5の連携
Debianに入れたApache2とTomcat5をJK2で連動させてみた。
色々なサイトを調べて、試行錯誤の末、何とか動くようになった。えらい苦労した。
mod_jk2自体は、aptで難なくインストール。ビルドしなくて済んだのは、ありがたかった。
server.xmlとapache2.confを書き換える必要は無かったのだが、唯一、workers2.propertiesファイルをかなりいじる必要があったので、覚書として書いておこう。
ちなみにapache2.confは、他のディストリビューションではhttpd.confのことで、mod_jk2をロードするように書き換える必要がある(Debianでaptを使ってApache2を入れた場合、不要ってこと)。
/etc/apache2/workers2.properties
------------------------------------
[channel.socket:localhost:8009]
host=127.0.0.1
[ajp13:localhost:8009]
channel=channel.socket:localhost:8009
[status:]
[uri:/jkstatus/*]
group=status
[uri:/servlets-examples/*]
worker=ajp13:localhost:8009
[uri:/jsp-examples/*]
worker=ajp13:localhost:8009
------------------------------------
あとはブラウザから
http://(サーバのIPアドレス)/servlets-examples/
または
http://(サーバのIPアドレス)/jsp-examples/
と入れれば、サンプルページが表示される。
投稿者 masatsu : 02:24 | コメント (0)
2005年09月25日
Tomcat5のインストール
Debianにはaptの仕組みがあるため、ソフトのインストールがとても楽だ。
しかし、FedoraやVineには提供されているJava2SDK(JDK)のパッケージが、ライセンスの関係でDebianには提供されていない(さすがはGNUと言うべきか・・・なお、free-java-sdkは有る)。
Sunのページからダウンロードして入れれば良いだけだが、なんとかaptで入れたいものだ。
非公式パッケージならば有るみたい(但し、現時点では「1.4.2」まで)なので、aptを設定してapt-getしてみた。
/etc/apt/sources.list
に以下の一文を追加。
deb ftp://ftp.tux.org/java/debian/ sarge non-free
# apt-get update
# apt-cache search j2sdk
# apt-get install j2sdk1.4
Tomcatを入れたいので、Jakartaサイトから5.0.28のtarボールをダウンロード(Javaが1.4なので、Tomcat5.5は不可)して、展開。
JAVA_HOME環境変数をセットしたらstartup。
とりあえず、8080番ポートで動いていることを確認した。
自動起動スクリプトを
/etc/init.d/tomcat
として記述。
------------------------------------------------
#!/bin/sh
export JAVA_HOME=/usr/lib/j2se/1.4
export PATH=$PATH:$JAVA_HOME/bin
case "$1" in
start)
/usr/local/jakarta-tomcat-5.0.28/bin/startup.sh
sleep 10
;;
stop)
/usr/local/jakarta-tomcat-5.0.28/bin/shutdown.sh
;;
esac
exit 0
------------------------------------------------
起動時に10秒スリープしているのは、先にApacheが起動してしまうのを防ぐため。
# chmod 0755 tomcat
# update-rc.d tomcat defaults 30
Apache2がS91なので、その前(S30)に起動するようにした。
問題は、JK2によるApacheとTomcatの連携だ。これが一番難しい・・・。
投稿者 masatsu : 18:13 | コメント (0)
Debianのインストール
DebianGNU/Linux3.1(sarge)をCF-45(メモリは160MBに増設)に入れてみた(Vine3.1は消した)。
ネットワークインストール用のイメージファイル(108MB)をダウンロードしてCD-Rに焼き、インストール開始。
テキストベースのインストーラだが、難しいところは何も無く、すんなりとインストール完了。
IPアドレスは、デフォルトでDHCPによる取得になっているので、これを固定IPに変更する。
/etc/network/interfaces
の「iface eth0 inet dhcp」の個所を
iface eth0 inet static
address 172.16.0.45
netmask 255.255.0.0
gateway 172.16.1.1
dns-nameservers 172.16.1.1
に変更。ゲートウェイとDNSは、ルータのLAN側IPだ。
その後、apt-getでtelnetdを入れる。
あとはゆっくりとApacheとか入れていこう。
投稿者 masatsu : 13:16 | コメント (0)
2005年09月23日
Apacheポート番号の変更
今までPlamoサーバ上ではDelegateを80番、Apacheを50000番で動かして、Delegateのリバースプロキシ機能でVineサーバとPlamoサーバのApacheへと振り分けていた。
が、Webサーバが80番ポートで動いていないのが、なんとなく気持ち悪いし、hostsファイルで名前解決を行なう場合に問題が生じる。
そこで、PlamoのApache2は80番ポートで動くように変更し、その代わりDelegateを別のポート番号で動かすようにした。
これで、LAN内からMovableTypeへ投稿する時に、インターネット上の漏れ串を使ってWAN側ポートへアクセスしなくても、hostsでプライベートアドレスに名前解決することで直接アクセスできる。
投稿者 masatsu : 14:55 | コメント (0)
aptの覚書
余っているPC(松下のCF-45:K6-2の233MHz+96MBメモリ)に、Vine3.1をサーバ用途でインストールしてみた(なお、現在の最新は、Vine3.2)。
カスタムでインストールしても「インターネットサーバ」という大括りでしかインストールできないため、細かいインストール設定は(Fedoraのようには)できない。
そのためインストール直後の状態は、デーモンとしてApache1.3とPostfix、sshdくらいしか動いていない(Proftpdはインストールされているが、起動していない)。
inetdやtelnet-serverすら入っていないので、aptでインストールしてみた。
Xを入れていれば(synapticが有るので)とても楽だが、入れなかったのでCUIでやるしかない。でもRPMで依存を調べながら入れるよりは、ずっと簡単だ。
すぐ忘れてしまうので、備忘録としてコマンドを書いておこう。
# apt-get update
でパッケージリストを更新する。
# apt-cache search telnet
でtelnet関係のパッケージを検索して、一覧表示する。
# apt-get install telnet-server
で一覧中の「telnet-server」を指定して、インストールする。
これで、inetdも勝手にインストールされた。
inetd.confのtelnetdとproftpdのコメントをはずし、proftpd.confをinetd経由になるよう書換え。
まぁ、telnetdくらいは依存がほとんど無いからaptでなくても構わないが、依存関係が複雑なものはrpmコマンドなんか使ってられないだろうな、って感じ。めっさ楽です。
投稿者 masatsu : 01:24 | コメント (0)
2005年09月20日
Blogの更新日取得
3つのブログのそれぞれの更新日がトップページ上で分かるように、indexページを「index.html」から「index.cgi」にしてみた。
このCGIは「index2.html」を吐くように設定しているが、ファイル名を付けずにURLを指定した場合は「index.cgi」にアクセスし、各ブログの更新日を取得する。
毎回CGIプログラムを実行するのも負荷がかかるが、サーバマシンも速くなったし、まぁ良いだろう。
頻繁に更新するなら要らない機能だと思うが、うちは更新頻度が低いので・・・。
投稿者 masatsu : 17:25 | コメント (0)
2005年09月19日
PlamoServerのPC本体交換
PlamoのプラットフォームとしてNECのAileNXを使ってきたが、さすがに
・CPU:MMXPentium200MHz
・メモリ:160MB
というスペックは、いささかキツイ。
さらに、仕事用のノートPCとしてCeleron550MHzの富士通マシンを買ったので、今まで持ち歩き用に使ってきた東芝DynabookSS3410が余ることになった。
そこで、Plamoの入ったハードディスクをそのままSS3410に入れて、SS3410をサーバマシンとして使うことにした。
BIOS上でPCカード(PCMCIA)の設定を16ビットバスに変更しないと、起動時にフリーズする。
変更点は、それくらいか。
全く問題なく起動し、今までどおりのサービスが可能となった。
スペック的には、
・CPU:Celeron400MHz
・メモリ:128MB
となり、メモリは少なくなったが、CPUスピードは2倍だ。
これで、MovableTypeも快適に動くだろう。