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2005年09月25日

Tomcat5のインストール

Debianにはaptの仕組みがあるため、ソフトのインストールがとても楽だ。
しかし、FedoraやVineには提供されているJava2SDK(JDK)のパッケージが、ライセンスの関係でDebianには提供されていない(さすがはGNUと言うべきか・・・なお、free-java-sdkは有る)。
Sunのページからダウンロードして入れれば良いだけだが、なんとかaptで入れたいものだ。
非公式パッケージならば有るみたい(但し、現時点では「1.4.2」まで)なので、aptを設定してapt-getしてみた。

/etc/apt/sources.list
に以下の一文を追加。
deb ftp://ftp.tux.org/java/debian/ sarge non-free

# apt-get update
# apt-cache search j2sdk
# apt-get install j2sdk1.4

Tomcatを入れたいので、Jakartaサイトから5.0.28のtarボールをダウンロード(Javaが1.4なので、Tomcat5.5は不可)して、展開。
JAVA_HOME環境変数をセットしたらstartup。
とりあえず、8080番ポートで動いていることを確認した。

自動起動スクリプトを
/etc/init.d/tomcat
として記述。
------------------------------------------------
#!/bin/sh

export JAVA_HOME=/usr/lib/j2se/1.4
export PATH=$PATH:$JAVA_HOME/bin

case "$1" in
  start)
    /usr/local/jakarta-tomcat-5.0.28/bin/startup.sh
    sleep 10
    ;;
  stop)
    /usr/local/jakarta-tomcat-5.0.28/bin/shutdown.sh
    ;;
esac

exit 0
------------------------------------------------
起動時に10秒スリープしているのは、先にApacheが起動してしまうのを防ぐため。

# chmod 0755 tomcat
# update-rc.d tomcat defaults 30

Apache2がS91なので、その前(S30)に起動するようにした。
問題は、JK2によるApacheとTomcatの連携だ。これが一番難しい・・・。

投稿者 masatsu : 2005年09月25日 18:13

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