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2006年10月08日
TeliosAJ-1をNTPサーバに
LOOXを買ってから、TeliosをTelnetクライアントとして利用することがなくなった。
このTelios、ほこりをかぶった状態だったのだが、バッテリーも生きているのに使わないのはもったいない。
というわけで、以前構築したLinux-VR(MC)を起動して、3台目の常時稼働サーバとして運用することにする。
Telnetサーバはinet経由で起動するようにしていたが、ほかには何も入れていなかったので、まずは環境整備。
http://pc1.peanuts.gr.jp/~kei/Linux-MC/Incoming/Vine-2.1/RPMS/mipsel/
からwgetを入手して、インターネットから直接ファイルをダウンロードできるようにする。
FTPサーバが起動している別のLinuxマシンで、wgetのパッケージをダウンロードして、TeliosからはFTPコマンドで接続しダウンロードする。
インストール後は、wgetで直接ダウンロードできるようになったので、別マシンは必要ない。
次に、perlとproftpdとntpのRPMパッケージをwgetで入手して、インストール(ntpは/Vine-2.5/RPMS/mipsel/から入手)。
perlのインストール時に「--excludedocs」のオプションは必須だ(CFの容量が少ないので)。
つか、perlとproftpdは別に必要ないんだけど・・・。
ntpパッケージをインストールすると、ntpdやntp.confが「/etc」以下ではなく、「/usr/etc」の下にできるので注意が必要だ。
ntp.confに外部NTPサーバを追加し、ntpd起動スクリプトファイルを編集(ディレクトリ構成の整合をとるため)。driftファイルをtouchで作成。起動スクリプトを/etc/rc.d/init.dにコピーしてからchkconfigで自動起動設定。
以上で、LAN内からアクセスできるNTPサーバが完成した。
あとは、常時稼働の2台のサーバ(Vine2.5とPlamo4.0)が、Teliosに対してntpdateコマンドを毎日定時に実行するよう、cron設定を行なって完了。
どうでも良いが、Vine2.5のほうは1時間以上、時計が狂っていたよ・・・(^^;)。
投稿者 masatsu : 2006年10月08日 14:53