« 大雨洪水警報発令 | メイン | ベアリング »

2009年10月27日

新型インフルエンザ

今日、久々にTVタックルを見た(他に見たい番組が無かった)。
新型インフルエンザの国内製造業者が中小製薬会社4社で、大手に発注していない点を強調し、あたかも厚生労働省と発注先の会社とが癒着(天下りとかで)しているかのようなことを言っていた(少なくとも私はそういう印象をもった)。
馬鹿馬鹿しいので、途中でチャンネルを変えた。
さすがは偏向報道の朝日だ。

現実は、国内でワクチン製造能力を持っているのはその4社だけで、大手の製薬会社は製造能力を持っていない。
なぜなら需要が無いから・・・。
なぜ需要が無いのかというと、国が強制接種を止めたから。
なぜ強制接種を止めたかというと、副作用関連の裁判で国が敗訴しまくったから。
だから国は任意の予防接種に切り替えたけど、国民はわざわざ病院に予防接種に行かない。
従って、ワクチン需要が無くなって、大手の製薬会社はワクチン製造から撤退した。
結局、国と裁判所と国民と製薬会社の誰が悪いってわけでもないが、いざパンデミックとなると輸入に頼るしかないという状況に・・・。

てなことをカンブリア宮殿で村上龍はきちんと報道していたが、TVタックルは上記の通り。
タックルには数名の議員(自民党と民主党)も出席していたのに、その辺の説明は全く無し。
厚生労働省を伏魔殿と呼んで、悪役にしてました(笑)。

投稿者 masatsu : 2009年10月27日 00:20

コメント