« Xubuntu 18.04.4をインストール | メイン | Xubuntu上のAlpineのキーマップ »
2020年04月19日
XubuntuにKVMを導入
Windowsからリモートデスクトップ接続を行い、ターミナルを出して以下のコマンドを実行(rootで)。
# apt install qemu-kvm libvirt-bin virtinst bridge-utils virt-manager qemu-system [Enter]
ここで謎のエラー。
「ロック /var/lib/dpkg/lock-frontendが取得できませんでした」
が出現しました。
ネットで調べて
# rm /var/lib/apt/lists/lock [Enter]
# rm /var/lib/dpkg/lock [Enter]
# rm /var/lib/dpkg/lock-frontend [Enter]
を実行後、再度インストール。
今度は成功しました(インストールの途中で「ネットワークが切断されました」と出てちょっと緊張しましたが、問題なく完了しました)。
ここで一応「再起動」しましょう。
再びリモートデスクトップ接続を行い、メニューから「仮想マシンマネージャー」を選択。
起動した「仮想マシンマネージャー」のメニューから
『ファイル』→『新しい仮想マシン』とたどり、ウィザードに従って進めるだけです。
試しに軽量な「Alpine」を入れてみましょう。
1.DVDドライブに「Alpine」のディスクを挿入し、オートマウントされることを確認。
2.「ローカルのインストールメディア」を選択し、「進む」をクリック。
3.「インストールメディアの場所」は「CD−ROMまたはDVDを使用」が選択されているので、そのまま「進む」をクリック。
4.割り当てる「メモリ」は512MBくらいで十分かな?(もっと少なくても良いけど)、CPUは1個にしておきますかね。
5.ストレージは2GBくらいで良いでしょう。
6.最後に「完了」を押せばインストールが始まります。
7.ログイン画面が出たら「root」でログイン(パスワード無し)してから、「setup-alpine」でインストールを進めていくだけ。
CUIでやるとかなり面倒くさそうですが、GUIツールを使えば超簡単!
なお、仮想OS(Alpine)上でインストール後に「poweroff」で終了しようとしたら、なぜか再起動してログイン画面になったのは謎。
(但し、rootでログインした後に「poweroff」を入力したら、きちんと終了したので一安心)
っと、一つ問題が…。
インストール中にキーボードをうまく認識できなかったようで、USキーボード状態になっています。
viでコロン(:)を入力する際、「Shift+セミコロン(;)」になるのは少し不便ですが、「setxkbmap」を入れてもうまくいきません(てか、そもそもXを入れてない)。
この問題はとりあえず保留(-_-;)
あと仮想OS(Alpine)のIPアドレス取得がDHCPになっているので、固定IPアドレスにしておきましょう。
「/etc/network/interfaces」をstaticに変更しても外部へ接続できなくなりますので、DHCPサーバの設定を変えます。
ホストOS(Xubuntu)側で
# virsh net-edit default [Enter]
↓
<host mac='52:54:00:81:27:46' name='alpine' ip='192.168.122.2' />
を<dhcp>タグの中の<range>タグの下に追記します。
注1:MACアドレスは仮想OS(Alpine)側で「ifconfig」を叩けば分かります。
注2:nameは任意。
注3:IPアドレスはrangeの幅の中の任意の一つを指定。
# virsh net-destroy default [Enter]
# virsh net-start default [Enter]
これで仮想OS側を終了後、再び起動したら固定IPアドレスになります。
(最初うまく切り替わらなかったのですが、リースの設定ファイル…/var/lib/libvirt/dnsmasq/deault.leases…が残っていたから?いや、よく分からん)
投稿者 masatsu : 2020年04月19日 10:28