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2006年11月25日
CentOSのApache2にmod_rpafを組み込む
うちのWebサーバは現在3台稼働していて、80番ポートへの接続要求パケットは、ルータによってDelegateサーバへポートフォワードされる。
Delegateは、名前ベースで3台のいずれかに振り分ける(リバースプロキシ)。
リバースプロキシを動かす場合、各Webサーバのアクセスログに、要求元のアドレス(グローバルアドレス)を記録するためには、RPAFモジュールが必要になる。
そこで、CentOSのApache2にも組み込んでみた(以前、VineやPlamoでもやってるので、簡単だ)。
# wget http://stderr.net/apache/rpaf/download/mod_rpaf-0.5.tar.gz
# tar xvzf mod_rpaf-0.5.tar.gz
# cd mod_rpaf-0.5
# vi Makefile
で、この中に
APXS=/usr/sbin/apxs
の一行を追加(または書き換え)する。
(apxsの場所は、phpinfo()で確認した)
しかし、apxsが無い・・・。
どうやらApacheのdevelが必要っぽい。
# yum -y install httpd-devel.i386
「httpd-devel.i386」だけなら145KBなのに、依存の解決で15MBダウンロードした(^^;)。
まぁ、とにかく、この後
# make rpaf-2.0
# make install-2.0
で、モジュールのインストールは完了。
httpd.confに以下を追記して、Apacheを再起動。
---------------------------------------------------
LoadModule rpaf_module modules/mod_rpaf-2.0.so
RPAFenable On
RPAFsethostname Off
RPAFproxy_ips (DelegateのプライベートIPアドレス)
---------------------------------------------------
# service httpd restart
で作業終了。
簡単だったので、オチは無い(笑)。
投稿者 masatsu : 2006年11月25日 23:50