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2018年12月18日

nethserverを試してみる

HPのノートPCに入れるOSがなかなか安定しない…。
今度は「nethserver 7.5」をインストールしてみよう。
これは「CentOS 7」をベースにしたLAMP環境のOSだ。

【インストールメニューにおける注意点】
1.『言語』には「日本語」を追加(但し、日本語化はされない(笑))
2.『キーボード』に「japanese」を追加(英語キーボードでは記号入力が大変なので…)
3.ソフトウェアパッケージとして「minimal」を選択しないこと(ベースシステムとメールサーバしか入らないので…)
4.固定IPにする場合、ここで設定する(インストール後でもできるが、面倒くさい)
5.セキュリティは特に導入しない(面倒くさそう…(笑))

【インストール後の設定】
1.WakeOnLanは特に設定不要!(BIOSのみ)

2.ノートPCのふたを閉じた際のサスペンド回避は必要
# vi /etc/systemd/logind.conf [Enter]
 ↓
『HandleLidSwitch=ignore』を追記

3.『https://(IPアドレス):980/』にアクセスして、初期設定

【所感】
これだけで基本的なシステムは構築されるが、LAMP環境ではない。
上記の管理画面から新たなソフトウェアとして「Web-tools」と「MariaDB」を入れることで、PHP環境やデータベースと共にFTPも導入される。

FTPサーバの有効化や起動、ユーザ追加も全て管理画面で行えるが、PASVモードではないのでクライアント側の設定は注意が必要。←間違い(後日確認したらPASVモードでした)

SSH接続も可能だが、特にSSHで操作する必要は無さそう(シャットダウンも管理画面から可能)。

ubuntuに比べると格段に使いやすいと感じるが、「CentOS 7」ベースなので、使い慣れた「CentOS 6」とは異なる点もある。
まぁ、おいおい慣れていこう。

投稿者 masatsu : 2018年12月18日 13:19

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