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2016年01月31日

使っていない『Acer Aspire One D250』をNAS運用

元々WindowsXPのサブノートPC(ネットブック)だった本機ですが、Linux Mintを入れたり、Android 4.4を入れたりしてました。
結局、全く出番がないまま引き出しの中にしまわれていたのですが、もったいないのでNASとして活用することにしました。

PCのスペックは、
・CPU…Atom N280 1.66GHz
・メモリ…2GB(もともとは1GBだったのを交換)
・HDD…160GB
・NIC…100BASE-TX
・起動ドライブ…8GB SDカード

導入するOSは、FreeBSDベースのディストリビューション『NAS4Free』です。
公式サイトから「NAS4Free-x86-LiveCD-10.2.0.2.2268.iso」をダウンロードし、ISOイメージをCD焼き。
USB接続のDVDドライブを接続し、作成したCDから起動。

起動後、メニューから9番を選択し、SDカードにインストール。
なお、最初に試みた際、HDDにOSをインストールしてしまい、ファイル格納領域を作成できなかったという…(OSが入っているドライブをデータ領域にできない制約(^^;))。

インストールが終わったら、メニューから8番を選択し、一旦シャットダウンします(USBのDVDドライブをはずすため)。

あらためて電源ONで、問題なくSDカードから起動するはず(BIOS設定をいじってなければ…)。
起動後、まずはメニューから1番を選び、NICを認識させます。
次にメニューから2番を選び、固定IPアドレスを設定します(ネットワーク設定の知識が必要)。
ここまでが本機の画面上での操作です。

これ以降は、別PCのブラウザからGUI画面で操作します。
ログインID「admin」、パスワード「nas4free」でログインしたら、「System」→「General」でLanguageをJapaneseに、Time ZoneをAsia/Tokyoに変更します。
あと、rootパスワードも変更しておきましょう。

「ディスク」→「マネジメント」で新しいHDDを追加します。
このときファイルシステムは「UFS」と「ZFS」のどちらでも良いような気がしますが、私は「UFS」にしました。
「ディスク」→「マウントポイント」でマウントポイントを追加。

「アクセス」→「ユーザとグループ」で新規ユーザも追加しておきましょう。
「サービス」→「CIFS/SMB」でSMBを有効状態にして(有効にチェックを入れて)、各種設定。
共有設定をマウントした領域にします。

…てな感じで、色々といじってますが、ブラウザによるGUI操作と日本語化のおかげで、なんとなくいじってればそれなりに動きますね。
分からなければ、ググれば良いし…。
お手軽にNAS(ファイルサーバ)構築できるので、なかなかすばらしいディストリです(^^)。

投稿者 masatsu : 2016年01月31日 09:04

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